時々とおりかかる場所で、いつもなら里親さがしの犬たちや献血移動車があるのですが、「国境なき医師団」とかかれた旗があり、人がたってられました。
そこで私は立ち寄ればよかったのですが、時間的に余裕がなくて通り過ぎてしまいました。
でも少し前からこの医師団のことが気になっていて、少し調べてみました。
国境なき医師団・・・
1971年フランスの医師とジャーナリストグループによって設立された民間の国際団体NGO
1991年にはノーベル平和賞を受賞されています。
日本事務局は1992年に発足
活動としては医療のない場所、危機のある場所に駆けつけて、緊急医療、援助の活動をされます。
約70の国と地域で活動されていて、日本からは約107人が派遣されたそうです。
活動内容としては、
医療が届かない場所での診療治療、予防接種、貧しい国での予防接種、難民キャンプでの活動、被災地活動、等色々なところで幅広く活動されています。
恵まれている地域にいくわけではないので、相当の覚悟と信念が必要とされますね。
以前ミャンマーの市外地にいったとき、衛生面でも、環境的にもとても恵まれているとは思われない地に小さな診療施設があり、そこに日本人の方がおられるということで面会させていただきました。
お会いした方がとても若い女性の方たちで、設備も十分でない状況での診療ということで苦労も多いようでしたが、とても明るく親しみやすくいきいきと活動されて気持ちがほのぼのした記憶がよみがえりました。
行った当初はなれない地で自分たちが腹痛に悩まされたりして、なじむのに時間がかかったとお話聞かせていただきました。
廊下では診療をまってらっしゃる住人の方がおおくいらっしゃったので、長くはお話できなかったのですが、若い女性なのに自分の信念をもって前にすすんでられる姿をみてとても感動したのを思いだしました。
私も看護士の資格もっていたなら、こういう活動もできたんだなぁと思い、少しでも何か役にたてることないだろうかとはおもって、HPとかもみたのですが、そこで終わっていました。
神戸のNPO法人だったと思います。
それが最近国境のない医師団の方々がいらっしゃるというのをいまさらながら知ってすごく関心をもったのです。
活動費がやはり民間からの寄付でなりたっているのには驚きました。
こういうところに、少しでも私たちが収めている税金が使われるのならうれしいのにと思ってしまいました。
今の私にはなんの力もないけれど、活動内容をしると、少しずつの寄付で多くの人たちが少しでも救われるのなら、ちょっとした倹約をして頑張ろうかなという気持ちにさせられました。