今日電車に乗っていると、後ろにいた2人の学生の会話が聞こえてきました。
内容的にはよくわからなかったのですが、一部分・・・
A「 あの先生気分でおこるよな」
A「ちょっと気にいらなかったら、部屋から出て行け・・って部屋からおいだされて、後でどうしたんだ?なんて聞いてくるし・・よくわからない」
B「よくわからないよな。いい先生じゃないよな。頑固だし」
A [ あの先生早くに奥さんなくしているから、それに関係しているのかな」
B「そんなの関係ないだろ。何歳」
A 「52歳」
B 「歳だよな。その歳だともう変わらないから人生終わってるな」
何気なく耳に入ってきてしまって、先生も高校生ぐらいかな?にこんな批判されて厳しいな~と思っていたら、人生終わってるなというのを聞いてなんとなくショックでした。
52歳・・まだ先あるよ~~
そういえば私たちもたびたびいってます
”歳をとると頑固になる”
これってどういうことなんでしょうか?
思考の柔軟性がなくなって、人の意見を聞かなくなる = 頑固
発達心理学者のエリクソンという人の説によると
歳をとって老年期の人の心理は
統合性>絶望・嫌悪
統合性<絶望・嫌悪
のどちらになるかで感情がせめぎあっている状態だそうです。
もっと勉強しないと難しいです。
統合性は自分の内面の葛藤を受け入れて安定している状態だそうです。
反対に統合性がうまくいかないと絶望・葛藤となり・・・
老年期になると今まで自分が歩んできた時間を間違っていなかったと肯定したいという気持ちが強まるそうです。もし自分の過去を否定してしまうと、自分のこれまで歩んできた人生を否定してしまうことになる。
でも修正する時間もない(これは気持ちしだいだと思うけど)
これが焦りと絶望にかわり、不完全感が強まって深い絶望に陥ってします。
そしてどんどん自分の殻の中にこもり自分の考え、意見を主張するようになる・・これが回りからみると頑固になるそうです。
自分を振り返ってみて、老年期ではないけど自分も鬱になりそう・・・と冗談でまわりにいってしまったとき、仕事と家だけの空間だと気持ち的に楽かも~と思ってしまうこともありました。
でもこれだと周りとのコミュニケーションがないですよね。
楽なように思えて、将来的にはよくない!!と頭が警告を発しました。
人間人とのつながりは大事だし、下手でもいいからコミュニケーションの場をもつことは大事!!
ここであらためて脳のことをしることは大事なんだと感じました。
人は脳があってこその存在で、行動、思考、感情、性格の違い等は脳が決めているそうです。
マインドフルネス教室で行くたびに教えていただいている脳のことが本当に大切なんだと実感!!もっと勉強していかなくては・・・